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台北ドームが生み出す興奮! 行き方と楽しみ方完全ガイド

2024年実は、台湾プロ野球が熱いんです。
まず、台湾初のドーム球場、台北ドームが開場しました。
そして、チーム数が16年ぶりに6に戻っています。
踊りまくる熱い応援をリードするチアリーダーの人気も高く、アイドルのように大活躍しています。

そんな話題は広がって日本に住む私にも届くところとなり、現場で確かめたくなりました。

台北ドームの紹介です。
台湾では初めてのドームの野球場。本来は、もっと早くにできているはずだったのですが、工事に関して様々なトラブルが発生し、ようやく今季から使えるようになりました。

台北ドームへの行き方、アクセス

台北市街地のわりと中心にあります。
地下鉄板南線(南港線)の国父記念館駅が、最寄りとなります。この駅は新幹線や桃園国際空港からの鉄道などが集中する台北駅からも地下鉄で一本、5駅で着きます。アクセスは非常にしやすいです。

地下鉄の5番出口が台北ドームの入口に直結しています。直射日光をしのいで、行けます。

別の出口から一旦地上に出て、混雑を避けることもできますが、ドームの1階には入口が少なく、むしろ階段を降りた地下1階に広いスペースがあります。そこには、当日券を購入する窓口があったり、来場者プレゼントが配られたりしています。

ショッピングモールと一体になったやや横長の巨大な建物で、下から見上げるとドームではありますが、球場っぽくはありません。1階の外周には、こぎれいなレストランが多く入っています。試合の前後にこちらで飲食を楽しむこともできます。

また北側の隣接したエリアは、松山文創園区という人気のカルチャースポットです。そこにはおしゃれなアートギャラリーやショップが多くあります。誠品生活というおしゃれデパートも、是非、見てみると良いでしょう。

台北ドーム  グルメ、グッズ販売

ドーム内には、ファーストフードから台湾っぽい食べ物まで様々な店があります。しかし、収容人数に比べて、店の数が少なく、ほとんどの店の前には長い行列ができていました。買いに行くと、試合を楽しむ時間がかなり削られてしまいます。

球場内で売られていたのは、バーガーキングやドミノピザに加え、日本式のオムそばや焼きそばも人気でした。寿司もありました。もちろん、台湾っぽいお弁当やお茶も売っています。

台湾プロ野球ではどの球場も、外で買ったものを持ち込むことは全く問題ありません。また、再入場も可能です。手の甲にハンコが押されます。近くにあるファーストフード店で買ったものを持っている人や、ドームのすぐ近くでフードデリバリーサービスを受け取っている人もいました。台北ドームの東側には、小さな飲食店が多数並んでいるエリアがあるので、そちらで食べたり、テイクアウトするのも良いと思います。

グッズ販売は場内でしか行われていません。しかも、大きい販売コーナーは一か所だけなので、待ち時間が長く大変です。どうしても買いたいという方は、開場時間すぐに行くのが良いと思います。

台北ドーム 場内のコンコース

地下1階のどの入り口から入っても、ぐるりと一周することができます。コンコースは幅も広いです。2階スタンドに上がるには、バックネット裏のコンコースにあるエスカレーターを使います。エリアを示す数字が大きく書かれているので、迷わずに、自分の席に着くことができます。

コンコースに長い時間立っていると、係員に注意されますが、パパっと写真を撮ることぐらいは大丈夫です。

試合の様子が見れるスクリーンもあります。

フォトスポットも用意されています。

台北ドーム スタンドの写真

特別席はほとんどなく、オーソドックスなスタンドです。

傾斜は、わりと緩やかです。防球ネットも目が細かいようで、見やすいです。座席の幅は前との間隔は、割と広く、人が通る時も立たなくても大丈夫なくらい。

台湾プロ野球ではベンチの上の部分にステージが用意され、そこにチアリーダーが並んで踊ります。
なので、そこからチケットも売れていきます。アイドル並みの人気なので、カメラを構えた人たちが、その前にずらりと並んでいます。
ファンもチアと同じ動きで立って踊るため、それに加わりたい人はこの辺りのチケットを買うと良いと思います。

ホームチームのベンチ側だけではなく、ビジターチームのベンチの上もホームチームのチアリーダーが立って踊ります。この踊りまくる応援を味わうのが、台湾プロ野球を見る醍醐味ではあります。

ゆっくり試合を見たいという方は、立って踊る人が少ないネット裏がおすすめです。ビジターチームのファンは、そのベンチのある側のポール際の内野席やレフトスタンドに集まっていました。外野席には、あまり人が入っていませんし、全部の座席を開けているわけでもありませんでした。

冷房完備 快適なスタジアム

アクセスしやすい。広々とした球場。冷房も効いている。台湾の他のプロ野球球場とは全く別の体験ができることは、間違いありません。

開場した2024年時点では、ここをホームスタジアムとするプロ野球チームはなく、中立の球場として各チームに割り当てられて、ホームゲームを行っています。

プロ野球開催時は、40071人を収容することが可能だそうですが、なかなか満員にはならないようです。つまり、ほとんどの試合で当日券を購入することができます。私が行った時は内野の2階席で800ドルでした。他の球場よりも倍以上高いことも、観客数が伸びない要因かもしれません。当日券では、あらかじめ決められた三つのブロックの中から選ぶ形になっていました。

自分の見たい場所のチケットをあらかじめ買う場合は、前日までに、ファミリーマートのチケット販売機を操作して買うことができます。全チームが行っているわけではありませんが。日本語で買い方を教えてくれている方のネット記事も検索すれば出てくるので、参照してください。

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