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IGアリーナ初観戦レビュー アクセス・座席・応援の雰囲気を正直に

2025年7月から正式に開業した、名古屋のIGアリーナ。
このブログでも紹介しているように、この1年で日本各地に新しいアリーナが次々と誕生しました。その中でも、IGアリーナは約1万5,000席を備える大型の施設です。

Bリーグ・名古屋ダイヤモンドドルフィンズが、ここを本拠地として戦う最初のシーズン。「これは早めに行っておきたい」と思っていたところ、2025年12月のある日、ようやく足を運ぶことができました。

IGアリーナへのアクセス 初めてでも安心の近さ

最寄り駅は地下鉄名城線・名城公園駅。名古屋城の北側に広がる公園の敷地内にあります。

JR名古屋駅からは1度乗り換えて20分弱。栄からは3駅、10分ほど。都心からのアクセスはかなり良好です。

改札を出て4番出口へ。地下道を進み、地上に出て右を見ると、目の前に大きな建物が現れます。

「あ、ここだな」。そう思わせてくれる圧倒的な近さ。
初めて行くアリーナで迷わないというのは、それだけで安心材料になります。

木の温もりを感じる、楕円形の巨大アリーナ

IGアリーナは楕円形の大きな建物です。外観には木材が使われていて、大きさの割に、やわらかい印象を受けます。

デザインを手がけたのは、日本を代表する建築家・隈研吾氏。公園に溶け込むような木材の使い方で、威圧感はそれほどありません。

アリーナの向かい側には、カフェなどが入った建物もあり、早めに来ても大丈夫。外観を眺めることもできます。

中はとにかく広い 初観戦でも歩きやすい

入口は幅の広い階段を上がった2階。この日は座席の場所によって入場口が分けられていました。

アリーナの中に入ると、2階のコンコースはぐるりと一周できる構造であることがわかりました。通路が広く、人が多くても窮屈さを感じにくい。

飲食店は1階と2階にあります。施設が広く、また、飲食のバリエーションが豊富なだけに、通路に掲示されたグルメマップを見ながら、「何にしようかな」と悩んでいる人の姿が多く見られました。

注文はタッチパネルやアプリで行い、カウンターで受け取る方式です。お店によっては行列ができており、人気の差はわりとはっきりしています。

グッズ売り場は小規模な店舗が複数ある形で、品揃えは控えめでした。「まずは最低限の応援グッズを揃えて楽しもう」という人には十分ですが、グッズのお宝さがしが目当ての人は少し物足りないかもしれません。

座席の快適さは◎  疲れにくい

スタンドに入ります。
席に着いてまず感じたのは、シートのしっかりした感じでした。

4階席だと「さすがに硬いかな」と思っていましたが、きちんとクッション付き。長時間座っても疲れにくいのは、素直にうれしいポイントです。

スタンド全体の傾斜は比較的緩やか。その分、空間を見渡せる安心感があります。

MCが引っ張る、ちょっと新しい応援スタイル

このアリーナで特に印象に残ったのが、応援の雰囲気でした。

照明が落とされ、静かにスタートします。選手入場は赤い光とレーザーの演出。派手すぎず、重低音が体に響く、落ち着いた始まりです。

そこから、MCが少しずつ空気をつくっていきます。マイクを持ち、ラップ調で観客に語りかけるスタイルでした。

そのままビジターチームを迎え、応援練習へ。正直、最初は少し驚きました。でも、気づくと自然に手拍子をして、声を出している自分がいます。

スターティングメンバー発表までは抑えめ。そこから試合開始に向けて、一気にテンポが上がる。まるでイルカが水中から一気に浮かび上がるような感覚で、会場の空気がガラッと変わりました。

試合中も、MCは前に出すぎません。オフェンス、ディフェンスのコールはオルガンの音色で、他のBリーグ会場よりも少しゆったりしたリズムです。

広いからこそ、目で感じる一体感

アリーナが大きい分、声が一体となって響く感じではありません。その代わり、ペンライトやタオルの動きがよく目に入ります。

試合終了まで残り5分を切ったところのタイムアウトで、全員が立ち上がり、タオルを振りながら「ゴー!ドルフィンズ!」と声を出す。

この光景は圧巻でした。終盤になるにつれて、観客の声も自然と大きくなっていきます。

初めて行く人にこそ、体験してほしいアリーナ

完成からまだ半年ほど。IGアリーナでのドルフィンズの試合も、始まったばかりです。

それでも、新しい空間で、新しい応援の形を試している。そんなワクワク感が、会場のあちこちにありました。

MCに導かれながら、「気づいたら応援に参加していた」。そんな感覚を味わえるのが、このアリーナの魅力かもしれません。

まだ、Bリーグの応援に慣れていない人

洗練された光や音の演出を味わってみたい人

そんなスポーツファンには、ぜひ一度足を運んでみてほしい場所です。

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