スポーツを愛する皆さん、こんにちは! はやすぽです。
出張中や家族旅行の時に、思いがけず、スタジアムを見つけると、テンションが上がりませんか?
仕事でパリに初めて行った時、シャルルドゴール空港からパリの中心部へ向かう途中、このスタジアムが見えて、心が踊ったのを覚えています。1998年のサッカー・ワールドカップ決勝で、ジダン選手が優勝カップを掲げたシーンが思い出されました。それから10年以上経って、ようやく再びパリに行く機会ができて、今度こそ間近で見ようと、スタジアムツアーに申し込みました。2022年の年末のことです(その後、改築や変更があるかもしれませんので、予めご了承ください)。
スタッド・ド・フランスは、現在開催中のラグビー・ワールドカップでも使われていますし、来年のパリ・オリンピックでは陸上と7人制ラグビーの会場に選ばれています。
スタッド・ド・フランスのスタジアムツアー 予約の仕方
ツアーは事前予約制になっており、ホームページから申し込みます。
トップページから下の方に行くと、こんな画面が見えてきますので、選手の後ろ姿が描かれたあたりをクリックします。
次の画面では、右端の値段が書かれたあたりをクリックしてください。
するとカレンダーが出て、日付を押すとツアーの開始時刻とフランスの国旗、もしくはイギリスの国旗がデザインされた丸印が出てきます。国旗はそれぞれの言語であるフランス語、英語を表しています。
少しでも言葉がわかる方が、急にトイレに行きたくなるとか困った時にも助かるので、他のお客さんも含めてコミュニケーションを取れる可能性が高い、英語のツアーをおすすめします。日によって、複数回行われることもあるようです。
スタッド・ド・フランスへのアクセス
パリの中心部から見て、北東に位置しています。ツアーの集合場所はスタジアムの北側にあるグッズショップだったので、私はそちらに近い、地下鉄駅を利用しました。
地下鉄13号線に乗り、Saint-Denis Porte de Paris駅で降ります。地上に上がると、スタジアムが川の向こうに見えて、ワクワクします。橋を渡った後、左手にある坂を上がって行きます。スタジアムの敷地への入口には警備員が立っていますが、「スタジアムツアー」と言って予約したメールをスマホの画面で見せると、中に入れます。門からグッズ売り場も結構、距離があるので、最寄りの地下鉄の駅から20分くらいかかりました。
私は帰りに利用しましたが、国鉄(RER)のLa Plaine – Stade de France駅も近いです。パリ北駅からBライン、シャルル・ド・ゴール空港行きに乗って、10分もかからないで着きます。ただし、駅に着いてからが、地下鉄の駅よりも遠いです。街並みも殺伐としています。途中で高架下をくぐります。
私が帰る時は、警備員のいる北側の門から出て、東側にある店が並んでいる通りを南に下って、国鉄の駅まで歩いて行きました。試合がない日は敷地に入れる門が少なくなっていて、遠回りをする可能性があるので、時間には余裕を持って行きましょう。早く着きすぎた場合は、グッズショップのほか、東側の道路沿いに巨大なスポーツ用品店やファーストフード店があるので、そこで時間をつぶせます。
スタッド・ド・フランスのスタジアムツアー ロッカールームの写真
グッズショップから、グループごとに集まってスタートします。ただし、同じ時間帯に複数のグループが動いているので、他のグループに紛れ込まないよう注意が必要です。私が行った時は、「イングリッシュツアー!」と言って、ガイドさんに確認しました。
全体的なツアーの印象を先に言いますね。
ここは、日本で言えば、国立競技場のようなところで、クラブチームの本拠地ではありません。したがって、ツアーの内容もコアなスポーツが喜ぶようなものではありませんでした。一般的な観光客向けという感じでした。
例えば、どういう建築物なのかという説明があったり、イベントの時にはどのように運営してるのかという話が多くありました。
ラグビーとサッカーのフランス代表の本拠地なので、もちろん、ロッカールームやウオームアップエリアに入れたり、ピッチレベルから芝生やスタンドを見ることはできます。代表チームにまつわるエピソードなども聞けます。ただ、スポーツ的な装飾は少なかったです。映えるスポットが少なかったです。
また、掲示物の説明を読むことがほとんどなく、ガイドさんの説明を聞きとらないと、面白い情報は得られませんでした。ガイドさんは親切にコミュニケーション取ってくれるのですが、ツアー参加者の聞き取り力に寄ります。
私が、一番テンションが上がったのは、サッカーの試合でおなじみのFIFAアンセムが流れて、入場することができた時でした。
こういう場面に立ち会えること、心が動かされること。
スポーツの魅力を見つける旅は続きます。