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光と音が織り成す新感覚! 千葉ポートアリーナで感じるアルティーリ千葉の本気

このブログでは、特にBリーグでできて5年以内の新興チームの現場を積極的に訪れています。長崎ヴェルカ、佐賀バルーナーズ、東京ユナイテッドバスケットボールクラブなどです。その流れでもう一つ注目したいのが、アルティーリ千葉です。
昨シーズンはプレーオフで敗れ、惜しくもB1昇格を逃し、B2で戦っています。チームの強さは当然あると思うのですが、どのようなコミュニケーションを取ろうとしてるのかをこの目で確かめたく、千葉ポートアリーナに足を運びました。

千葉ポートアリーナへのアクセス

千葉市内にあり、東京の中心からは電車で約1時間半かかります。鉄道のルートは、JR京葉線、JR総武線、京成電鉄の三つがあります。
東京ディズニーリゾートや幕張メッセの近くも通っていくJR京葉線は、千葉みなと駅で下車。そこから、歩いて15分ほどです。駅からの道のりは、碁盤の目になっているので、曲がる所を多少間違えても大丈夫です。千葉みなと駅の近くにはスーパーマーケットや飲食店があります。

総武線快速ですと、千葉駅で降りて、千葉都市モノレールに乗り換え、ひと駅先の市役所前駅で降りると一番歩く距離が少ないです。もしくは、本千葉駅で降りて、そこから歩いて15分程度です。京成線の場合は、千葉中央駅で降りて歩いて15分程度。

いずれもアリーナへの道のりの途中に、コンビニが見つかります。千葉ポートアリーナに隣接してビルがあり、ドンキホーテ、マツモトキヨシ、ダイソー、ローソンと人気のお店が入っています。

千葉ポートアリーナ キッチンカーの様子

このショッピングモールとアリーナの間の2階にあたる狭いスペースに、キッチンカーが並んでいます。私が訪れた日は、ヌードルフェスタという名前で、うどん屋、ラーメン屋など7台のキッチンカーがが並んでいました。ドラム缶を利用したテーブルがいくつかあって、立ちながら食べたり飲んだりする人の姿がありました。

アルティーリ千葉 場内のグッズ売り場、売店の種類

A千葉のチームカラーは、黒っぽい紺と白です。入場口は2階にあり、屋外にもチームロゴのバナーや選手の顔が写っているバナーがあって、イベント感を盛り上げます。

入場してすぐのロビーも同じく、黒っぽい紺と白に統一されています。チームのグッズを売っているエリアはもちろんのこと、飲み物やスイーツを売っているカウンターも複数並んでいますが、商品名と値段が書かれている看板がすべてチームカラーになっています。売っているのも、オリジナルな商品になっていて、スイーツだけでも、ドーナツ、ラスク、ワッフル、チュロスなど種類が豊富にあります。クラフトビールやクラフトコーラもありました。

場内も、よく見ると、スポンサーのロゴも本来の色を捨てて、チームカラーに合わせて紺色の背景に白文字になっています。これらが相まって、場内の雰囲気、色彩が統一されているのです。

アルティーリ千葉 応援 演出

中に入ると、天井からとても大きな装置がぶら下がっているのに気づきました。照明と音響の装置です。片方のゴール裏に、横長の大きなスクリーンもあります。照明が少し落とされていて、クールな感じがします。選手紹介の映像も、選手が動いている様子とアリーナ付近の街並みなどの様子を白黒の動画で見せたりと、洗練されたつくりになっていました。

オープニングパフォーマンスやハーフタイムショーでも、チアダンサーがまるで劇場のように、ピンスポットを多用した中で踊っていました。タイムアウトの時にダンサーが出てくる時と出てこない時があって、出て来ない状態でも、音と照明は気を抜かずにやっていました。

ここまで徹底されているのは、めったに見られません。チームロゴがコート上に照明で映し出されたり、ホームチームが得点すると天井にチームロゴが映し出されたりもします。

千葉ポートアリーナは1991年に開館 収容人数は約7500人

千葉ポートアリーナは1991年に、千葉の文化、スポーツの殿堂として開館しました。千葉市スポーツ協会のホームページによると、固定席で4380、仮設席で2500など、約7500人を収容できます。もう30年以上使っていますが、Bリーグのホームアリーナの中でも大きい規模です。

Bリーグは、エンターテインメント性の追求をミッションの一つとしています。アリーナでコンサートやライブに来たような感覚も一緒に味わえることです。A千葉は、このやや古い施設でも、できる限りそこに力を入れて、徹底してエンターテインメント性を高めている印象を受けました。

プレーを見るとか、応援するとかはもちろんあるのですが、統一された色彩と光と音の演出にどっぷりと浸るのも贅沢なひとときです。

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