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千葉ジェッツ観戦が劇的進化 LaLa arena TOKYO-BAYの魅力とは?

バスケットボールBリーグ屈指の強豪であり人気の高いチーム、千葉ジェッツふなばしが2024年、遂に大型のアリーナを持つことになりました。
2024年4月17日に竣工したLaLa arena TOKYO-BAY(ララ アリーナ トーキョーベイ)は約11000人を収容します。2024-25シーズンからホームアリーナとして使い始めました。早いうちに是非見ておきたいと、2024年12月のとある日に訪れました。

ララアリーナのララは、三井不動産が経営するショッピングモール「ららぽーと」と関係があります。このアリーナは千葉ジェッツの親会社である、MIXIと三井不動産が事業者となっています。アリーナから線路や高速道路の高架を挟んで向こう側に、ららぽーとTOKYO-BAYという巨大な商業施設があります。

LaLa arena TOKYO-BAYへの行き方、アクセス

東京方面から行かれる方が多いと思います。JR京葉線に乗って、南船橋駅で降ります。東京ディズニーリゾートがあることで知られる舞浜と幕張メッセなどがあることで知られる海浜幕張、この二つの駅の中間地点あたりです。東京駅から約30分の乗車です。

アリーナは、線路の高架にほぼ隣接しています。駅を出て、徒歩6分で到着します。道案内の看板がいくつも出ていますし、人の流れもあります。巨大な建物も見えてきますので、そんなに迷うことはないでしょう。

南船橋の駅前には真新しい感じのショッピングモールがあって、飲食店などが並んでいます。IKEAもドーンと見えます。徒歩6分は、ちょっと遠いかと思うかもしれませんが、約1万人が終了後にどっと出てくるので、混雑の緩衝地帯として、十分な広さがあると考えられます。

LaLa arena TOKYO-BAYの場外エリア

建物の入口を正面にして左手の場外エリアには、キッチンカーがずらりと並んでいます一番奥の方には、子供の遊べるスペースとしてバスケットボールのゴールとふわふわが用意されています。

ミニステージがあって、早く来ると、ダンサーのパフォーマンスを間近で見ることができます。食べる時に使える小さいテーブルも立っています。

フォトスポットは建物の正面に用意されています。

試合前の飲食については、近くのIKEAのレストランを利用している人たちも見かけました。

LaLa arena TOKYO-BAYのコンコース、飲食ブース、グッズショップ

入り口は広い階段を上がった2階にあります。
入ると、天井が高く、大きな看板が並んでいます。白くて明るいです。
スタンドの外をぐるりと囲うコンコースは幅が広く、店が並んでいても、ゆったりした感じです。飲食ブースの前にはテーブルも用意されていましたがどんどん埋まっていきました。ここでしか食べられないメニューも、たくさん用意されています。

オフィシャルグッズショップは、入り口を入って少し右手に行ったところにあるエスカレーターで降りた一階にあります。入り口前に長い行列ができているので、時間に余裕を持っていきましょう。品揃えは豊富です。マスコットキャラクターのグッズも人気があるようでした。

なお場内のお店は、全てキャッシュレス決済であることには、注意してください。

トイレの混雑具合がわかる表示がありました。また、来場者の男女比を考慮して、トイレの配分を変える仕組みがあるようです。

「ご搭乗ありがとうございます」。チケットを確認した際も、コンコースを歩いていても、スタッフから声をかけられます。「いらっしゃいませ」の代わりですね。ジェッツなので、飛行機というコンセプトになっています。本当に飛行機に乗る時よりも多く言われているんじゃないか、と思いました。

LaLa arena TOKYO-BAY 案内図、スタンドの写真

四階建てになっています。コンコースがあるのは、二階と四階です。

スタンドに入ります。
黒に統一された内部で、まず目に付くのは天井から吊るされた巨大なスクリーン。内部の空間が広いので、そんなに圧迫感がありません。見やすい感じです。

そして、ゴール裏の片側、ビジターチームのブースターがいるエリアは、3階4階部分がなく、その壁に大きなペナントが3枚飾られています。存在感抜群です。選手名、チームロゴ、タイトルのリストが、このチームのファンであることを誇りに感じさせます。過去の優勝ペナントも両サイドに飾られています。

新しいスタジアムだけあって、スタンドの傾斜はよく計算されており、上の方に行くほど急になっています。ストレスを感じずに、選手たちを見ることができます。

千葉ジェッツの演出

カウントダウンがあって、照明が落とされます。かっこいい動画が流れます。光と音も素晴らしいのですが、加えて、炎が上がるのが印象的です。私の記憶では、こちらに移転してくる前からチームの演出として行っていたはずです。すごい迫力があって、老若男女問わず、楽しめる仕掛けになっています。チームカラーの赤いイメージともマッチしています。

試合中もダンスのパフォーマンスが、何度も行われ、その時も光と音の演出で盛り上げます。巨大なスクリーンは観戦体験をサポートしてくれるので、初心者でも楽しめることを間違いなしです。

惜しむらくは、天井が高く空間が広いので、応援の声量が相当大きくないと迫力を感じないことです。演出音のボリュームを上げて、何とか盛り上げようとしていました。

LaLa arena TOKYO-BAYは、利便性が高い

場内を歩き回っていても、1万人が集まっている割にはストレスを感じません、スペースが十分に広く、案内表示も随所にあって、スタッフも多く立っている。そつのないサービスでした。演出も洗練されていて、無駄がない分かりやすいものが多い。

また、場外のデッキも幅が広く、退場時に動けないというストレスを感じません。
駅からの距離も近く、アリーナの周りにも飲食店や商業施設が多くあって、試合前後の時間も有意義に過ごせます。利便性の高いスポーツ施設です。

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