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熱狂的ラグビーファン必見! ニュージーランドラグビー博物館で深掘りする歴史

海外には、大小様々なスポーツ博物館がたくさんあります。それを訪れることも、スポーツ見る旅の一つです。

今回訪れた場所は、正直言って、かなりマニアックです。しかし、日本から行った方もほとんどいないと思うので、シェアする価値があると思いました。

ニュージーランドラグビー博物館です。

まず、どこにあるかと言いますと、パーマストンノースという街で、オークランドからプロペラ飛行機で1時間ほどで着きます。観光名所的なところもほとんどありません。私は、ここでラグビーの試合があったので、それを見に行こうと調べていたら、この博物館を発見したという感じでした。

ダウンタウンの真ん中に公園があります。その中に観光案内所もあります。この公園から徒歩圏内です。公式ホームページはこちら。
https://www.rugbymuseum.co.nz/

ラグビーファン必見のニュージーランドラグビー博物館

率直に言って、ラグビーが相当お好きな方でなければ、来なくてもいいと思います。ディスプレーも派手さがなく、淡々と事実を重ねているシンプルなものです。一方、ラグビーが本当に好きだという方には、「これは知らなかった」という話が見つけられる場所です。

ここに限らず、博物館のいいところは、英語が読めれば、かなり新しい知識を得られるということです。日本で英語教育を受けた方にとっては、聞き取りや英会話をするよりは、遥かに楽です。

ここの展示は、ニュージーランドのラグビーの歴史を10年ごとに区切ってみせる形に統一されています。それぞれ四つのストーリーとそこに飾るものは厳選されています。その場にいた館長に聞いたところ、選び抜いているため、物品の提供の申し出があっても断るケースもあるそうです。展示物は、50年以上にわたって少しずつ集められた貴重なものばかりです。

ニュージーランド ラグビーの歴史が理解できる

この形ですと、ニュージーランドという国が発展していった歴史を知りながら、人の住む場所が拓け、人口も増え、それにしたがってラグビーも普及していったことが分かります。

  • 1880年代に、国際試合を初めて行った当時から、ハカ(試合前の儀式)があったこと
  • 1891年に女子選手による試合の希望があったが、実現しなかったこと
  • 南アフリカとの対戦の歴史は、人種差別反対との歴史でもあること。一部の代表選手が入国拒否をされたり、逆に南アフリカが来た時に、大規模な人種差別反対デモが起こったことなど
  • 時代が進み1950年代になると、航空機で遠征できるようになったため、代表チームの交流が活発化。人気も上昇。

勉強になることがたくさんありました。

ニュージーランドラグビー博物館の日本関連の展示 五郎丸歩選手の紹介も

日本に関連した展示も三つありました。

  • 1936年に大学チームが日本に遠征し、試合をしています。その時に使われた朝日杯というトロフィー
  • 五郎丸歩選手の紹介
  • 記憶に新しい2019年ワールドカップ日本大会に関連する品々


も展示されていました。

ラグビーのルールは分かっている前提で説明がされているので、熱心なラグビーファンなら、この博物館の価値をわかってもらえるはずです。

ニュージーランドラグビーの父と呼ばれる人の銅像もありました

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